雑貨・生花・コーヒースタンド「余白に愛を」（名護市東江5）が12月12日、オープン1周年を迎えた。

金城さんがセレクトする雑貨をそろえる

　店主の金城聖華さんが選んだ雑貨と生花の販売、コーヒーのテイクアウト販売を行う同店。オープンから秋までは手作りシフォンケーキの販売を主力にしてきたが、現在は雑貨販売を中心に営業する。

　店内のカフェスペースには約10席とキッズスペースを設け、親子連れの来店にも対応する。雑貨は、アクセサリー、カバン、帽子、花器、ボディーケア商品など季節に応じて県内外から仕入れ、プレゼント用にも対応する。生花は毎週仕入れ、温度管理したガラス張りの部屋で販売する。

　コーヒーは、注文を受けてから豆をひいて一杯ずつ提供する。メニューは、「アメリカーノ」（480円）、「カフェラテ」（520円）、「カフェモカ」「キャラメルマキアート」（以上550円）など約10種類をそろえる。イートインにも対応する。

　金城さんは「あっという間に1年がたった。最近になって沖縄本島の中南部エリアからの来店も増え、少しずつ認知が広がっていることを実感している。毎週コーヒーを飲みに来てくれる地元の常連客も多く、ゆっくりと過ごす場として利用してもらっている」と話す。「客層は20～30代を中心に幅広い」とも。

　「毎日いろいろな人と会話でき新しい。笑顔で帰ってもらうことを心がけているが、お客さまからの『また来ます』の一言が一番うれしく、毎日の励みになっている」と笑顔を見せる。「今後、市内外のショップとコラボしたポップアップショップや企画展なども開いていきたい。これからももっと地域に根差した店にしたい」と意気込む。

　営業時間は8時～18時。火曜定休。