名護で過ごしたくなる観光コンテンツを考えるセミナー「PR&観光商品開発セミナー」が1月11日・18日、名護市産業支援センター(名護市大中1)で開かれる。
主催は、名護市と名護市商工会。名護市は昨年度から市観光協会や事業者と連携し、県内外への名護の魅力周知のためのプロモーションイベントやセミナーを行っている。
今回は、PRの考え方や観光商品の開発を考えるセミナーとして、宿泊業者と観光関連業者、飲食業者をコラボさせた滞在体験型の観光コンテンツの企画・開発に向けたセミナーとワークショップを行う。
市商工会の宇茂佐英樹さんは「ウィズコロナの中で、名護への観光客も少しずつ戻ってきているように思う。これからは、いかに名護に足を運んでもらい過ごしてもらうかということに焦点を当てることが重要。異業種でコラボし、それぞれの関係性も構築しながら市の魅力を発信できれば」と話す。
両日とも2部制。1部は、「PR的思考術」の著者で、沖縄の観光コンテンツ開発に10年以上携わるPRプランナーの吉戸三貴さんを講師に迎え、PRの基本や発想のヒントを学ぶ。2部では、実際の観光コンテンツを想定し「泊まる×食べる×体験する」体験商品を考えるワークショップを行う。優秀企画は、市ふるさと納税の返礼品として採用する。
宇茂佐さんは「セミナーを通して市内業者間の関係性の構築にもつなげ、官民が一体となって名護を盛り上げることができれば。やんばるエリアの入り口である名護の観光を盛り上げていきたい」と参加を呼びかける。
開催時間は14時~17時。定員は各日30人。参加無料。