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名護のスコーン専門店「シュシュプラス」が10周年 店主「地元の人に愛されて」

「アレルギーの子どもも安心して食べられる物を提供したい」と店主の石川潤さん

「アレルギーの子どもも安心して食べられる物を提供したい」と店主の石川潤さん

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 名護・東江のスコーン専門店「scone & sweets chou chou plus(シュシュプラス)」(名護市東江1、TEL 070-5402-3082)が11月15日、10周年を迎えた。

卵や保存料を使わずに一つ一つ焼き上げる

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 子ども用リュックなどのハンドメード品をマルシェに出品していた地元出身の石川潤さんが、焼き菓子作りが趣味の姉・仲村エミさんと一緒に開いた同店。オープンから1年ほどは、実家跡の3坪ほどの敷地で営業していたが、現在の場所へ移転し、約1年前からは仲村さんに替わり母親の玉城マリさんと切り盛りする。

 店舗面積は15坪。提供するのはスコーンが中心で、スコーンとマフィンを合わせたオリジナル商品「スコフィン」やラスクなどの焼き菓子も提供。常時約20種類を用意する。卵や保存料は不使用。小麦粉やバターは国産素材を使う。平日には約150個を、週末には300個を、それぞれ焼き上げるという。店内では、ハンドメード作家20人前後の作品も展示販売する。

 スコーンのラインアップは、「ハチミツ」「塩キャラメル」「ブラックココア」「黒糖」(以上200円~)など。週替わりのフレーバーのほか、土曜限定で「あんバター」も提供する。「スコフィン」は、「チョコバナナ」「さつまいもゴロゴロ」「マシュマロ」(280円~)など。詰め合わせやギフト用のボックスも用意する。

 オープンからこれまでを振り返り、「当初は、住宅街の路地裏の店がいつまで続くのかと不安ばかりだった。隣近所や地元の人に愛されて10年を迎えた。常連客のおかげでここまで来られた」と石川さん。

 「10年前から通い続けてくれる客も多い。当時子どもだった客が、学生や大人になっていて感慨深い。その子たちが子ども連れで来店してくれる日まで、母と共に続けられる限り店を続けたい。まずは15周年を目指して頑張りたい」と笑顔を見せる。

 11時開店。売り切れ次第閉店。日曜・月曜・木曜・祝日、第3土曜定休。

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