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名護にアイスクリン専門店「かふう」 市内に常設店初出店、軽食提供も

「アイスクリンを広く知ってもらいたい」と話す上間さん親子

「アイスクリンを広く知ってもらいたい」と話す上間さん親子

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 「アイスクリン」専門のテイクアウト店「アイスクリン&パーラー kafuu(かふう)」(名護市城2)が名護・城十字路近くにオープンして1カ月がたった。

5種類を乗せる「いろまんちゃ~」のアイスクリン

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 「アイスクリン」は1975(昭和50)年に創業した移動型販売を中心とするアイス販売店で、夏季をメインに沖縄県北部の幹線道路沿いで営業し、県民や観光客に親しまれている。

 「かふう」は、本部町のカフェ「アイスクリンカフェ アーク」の姉妹店として名護市内に初出店した。オープン日は11月26日。

 オープンのきっかけについて、店主の上間利奈さんは「アイスクリンのお店はほとんどが路上販売かつ不定期営業なことが多く、いつでも買いに行ける場所が少ない。名護に出店することで(アイスクリンの)周知を図りたい」と話す。

 店の内装は、利奈さんの娘の杏奈さんが担当した。カフェ巡りの趣味と経験を生かして、木目と白を基調にし、カウンターにはアイスクリンのフレーバーを手書きしたイラスト看板を掲げた。

 メニューは、一番人気の「バニラ」のほか、「ベニイモ」「シークヮーサー」「グアバ」など沖縄の特産品使った物など豊富にそろえる。コーンは価格別に2種類、「シュガーコーン」(シングル=200円、ダブル=300円)、「手作りワッフルコーン」(シングル=300円、ダブル=400円)を用意する。「手作りワッフルコーン」限定メニューとして、お好みのアイスクリンを5種類選べる「いろまんちゃ~」(550円)も用意する。

 軽食メニューのホットサンドは、「ポークたまご」、チーズやキャベツを使った「ハムエッグ」(以上、480円)などを用意。セットメニューは、ドリンクスープ、アイスクリン(以上、220円)を用意する。価格は、地元の人がなじみやすい設定にしたという。

 利奈さんは「SNSで広く発信できない中でのオープンだったが、『アーク』を知っているお客さんが足を運んでくれている。様子を見ながらイートイン利用もできるようにしていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は10時~20時。

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