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名護の劇団「チームヒツジグミ」が旗揚げ公演 高校の演劇部仲間で結成

「演劇の楽しさを伝えたい」と劇団「チームヒツジグミ」メンバー

「演劇の楽しさを伝えたい」と劇団「チームヒツジグミ」メンバー

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 名護を拠点に活動する「劇団Team Hitujigumi(チームヒツジグミ)」の旗揚げ公演が2月10日、「ライブハウスBIRDLAND」(名護市東江4)で行われる。

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 「劇団Team Hitujigumi」は、元名護市児童劇団員で沖縄県立北部農林高校時代に演劇同好会を創部した初代部長の運天成美さんを中心に、高校時代から演劇部を通じて親交のあった演劇仲間9人で昨年10月に結成した。

 運天さんは「高校の同級生で演劇仲間の田仲康人さんとの再会がきっかけだった。しばらく演劇から離れていたが、演劇に情熱をかけた高校時代を思い出し、もう一度私たちが演劇を楽しみ、演劇の楽しさを今の高校生にも伝えようと劇団結成を決めた」と話す。劇団名は「ひつじ年生まれの仲間で、ヒツジの様に群れとなり活動する」との思いから名付けたという。

 当日は、運天さんが演出・脚本を手がけた作品「TAKE THE CAKE -っていうかさぁ、ケーキ!?-」を上演する。メインキャストは、運天さん、田仲さん、野末理沙さん。あらすじは「それぞれ夢をかなえた地元の同級生が『桜のスイーツコンテスト』に出場することになり、コンテストのテーマ『桜×淡い思いで』に奔走するドタバタ青春物語」。

 運天さんは「演劇の魅力は、幕が上がったら何があっても進行する生でリアルなところ。今は本番に向けて稽古も大詰めだが、私たちも感覚をすぐに取り戻し、昔のようにかけ合いできるのがうれしい。お客さんとの一体感も作っていきたい」と話す。

 「年一度のペースで公演を行い、本の読み聞かせや高校生に観劇してもらう機会も設けたい」とも。「やんばるの演劇文化を盛り上げていきたい」と意気込む。

 上演時間は、14時~15時30分、19時~20時30分。チケット(ワンドリンク付き)は、一般=1,800円、学生・オンライン配信=1,500円。定員は70人。

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