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道の駅許田にテイクアウト専門「大東寿司 まる」 北中城村の2号店

(左から)「手作りの味を楽しんでほしい」と話す、店主の大城浩美さんと長男の與儀憲一郎さん

(左から)「手作りの味を楽しんでほしい」と話す、店主の大城浩美さんと長男の與儀憲一郎さん

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 テイクアウト専門の大東(だいとう)ずし店「まる」(名護市許田)が1月28日、道の駅許田内にオープンした。

「大東寿司まる」が提供する大東ずし

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 2022年7月に北中城村に1号店をオープンした同店。道の駅許田に出店した同店は2号店となる。「大東寿司」は沖縄県南大東島の郷土料理で、しょうゆ漬けにしたサワラやマグロなどの切り身を甘めのシャリに載せて握るのが特徴。

 場所は「外間かまぼこ工房」跡。出店の経緯について、店主の大城浩美さんは「1年半ほど前から、道の駅内の店舗やレストランに大東ずしを卸していたことがきっかけ。沖縄本島では大東ずしを提供する店が珍しいため、以前から人が多く集まる場所に出店したいと考えていた」と話す。

 販売するのは、「大東寿司」(8貫入り=800円、5貫入り=500円)。沖縄県産マグロを、みりん、砂糖、しょうゆを合わせたたれで「漬(づ)け」にし、店内の調理場で握って提供する。店頭ではこのほか、「あおさ」「からしな」「もずく」(以上、450円)など「外間かまぼこ工房」の天ぷら商品も販売する。

 現在の店の様子について、「売り切れる日が多く、週末は1000貫握っても足りない状況。うれしい半面、買えない人のことを思うと心苦しいが、今後はお客さまの流れに合わせて提供数を増やしていきたい」と大城さん。

 「南大東島出身の夫や義母に味をみてもらったのでお墨付き。ゴールデンウイークまでは観光シーズンでお客さまも特に多いと聞いているので、工夫しながら営業していきたい。名護の方にも食べてもらいたい」と来店を呼びかける。

  営業時間は10時30分~17時。

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