講演会「沖縄から日本の未来をつくる、テーマパーク『JUNGLIA(ジャングリア)』の開業」が3月14日、ホテルゆがふいんおきなわ(名護市宮里)で行われた。
ジャパンエンターテイメント取締役の佐藤大介さんの講演会の様子
沖縄北部法人会(宇茂佐の森5)が社会貢献活動の一環として企画した。沖縄県本島北部に2025年開業予定のテーマパーク「JUNGLIA(ジャングリア)」は、地元でも関心が高いことから、同施設を運営する「ジャパンエンターテイメント」(名護市大中1)に講演を依頼した。
当日は、同会会員や市民など約110人が来場した。ジャパンエンターテイメント取締役の佐藤大介さんは講演の中で、工事などを含めたプロジェクトの進ちょくは「おおむね順調」とし、沖縄県が抱える「観光課題の視点」と「社会課題の視点」をかけ合わせた「観光産業改革」を行うと説明。「テーマパークを通じて沖縄の課題解決をしていきたい」と意気込んだ。
質疑応答では、テーマパークのターゲット層や営業時間についてのほか、雨天時の楽しみ方や従業員宿舎の有無など20以上の質問が飛じたんだ。
同会の小浜守実事務局長は「やんばるでのビジネスマッチングや企業同士の出合いの場、当会を知ってもらう場として、毎年講演会を開いている。テーマパーク開業に向けて住民説明会実施や、懸念されている渋滞問題に細やかなシミュレーションがされていることを知った。地元企業との連携もしてもらいたい。テーマパークの開業を楽しみにし、やんばるが盛り上がっていけば」と話す。