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今帰仁村に「希望ヶ丘訪問看護ステーション」 母子に特化、助産院が開設

「希望ヶ丘訪問看護ステーション」の外観

「希望ヶ丘訪問看護ステーション」の外観

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 母子の看護に特化した「希望ヶ丘訪問看護ステーション」(今帰仁村兼次、TEL 0980-56-5549)が6月1日、開設された。

今帰仁村の「希望ヶ丘訪問看護ステーション」スタッフ

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 2020年2月に開院した「やんばる希望ヶ丘助産院」が、新事業として「やんばるグローアップサポート」(同)を設立して開いた。これまで同院では、お産のほか今帰仁村の「母子ケア事業」を請け負ってきたが、「利用回数に制限のある『産後ケア事業』だけでは支援が足りず、継続的なケアが必要だと感じた」(小柳弘恵院長)ことから、訪問看護事業を立ち上げた。

 対象は、子どもでは低出生体重児や退院後も医療ケアが必要な幼児などで、母親は育児への不安が大きい人や気分の落ち込みが大きく幼児の世話ができない人など。授乳指導や体重フォロー、沐浴等の育児支援も行う。

 訪問するのは、総合病院などの新生児集中治療室で経験を積んだ助産師が中心で、出張エリアは今帰仁村を中心に本部町、名護市、国頭村、宜野座村など10市町村。予約制で対応する。

 小柳院長は「沖縄県本島北部地域初の助産院として開院し、全ての女性に助産師のケアを届けることをモットーにしてきたが、もっと早く来てもらっていればと悔しい思いをしたこともたくさんあった。これからは、生まれてすぐから退院後、お子さんが大きくなるまで切れ目なく寄り添っていきたい。お子さんの成長とママの笑顔が私たちの日々の活力。家族が安心して楽しく子育てができるように、サポートしていきたい」と話す。

 営業時間は9時~18時。

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