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名護「オリオンビール工場」内の飲食店、刷新して営業再開 生ビール売りに

「地元の人にも0次会などで利用してもらいたい」と金城さん

「地元の人にも0次会などで利用してもらいたい」と金城さん

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 「オリオンビール名護工場 オリオンハッピーパーク」(名護市東江2、TEL 0570-00-4103)内の飲食店「やんばるの森」がオープンして1カ月がたった。

オリオンビール工場併設の飲食店が提供する生ビール

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 オリオンビール(本社=豊見城市)が直営する同店。工場見学やグッズ販売などを展開する「オリオンハッピーパーク」内で4年前までビュッフェスタイルのレストランとして営業してきたが、コロナ禍で閉店していた。新たに「工場の生ビール」を売りにリニューアルしてオープンした。

 席数は、カウンター席=8席、テーブル席=40席。団体客にも対応する。提供する生ビールは「オリオンザ・ドラフト」(ミニ=400円、レギュラー=550円、メガ=1,000円)と「ザ・プレミアム」(600円)の2種類。同社生産本部の堂本敬吾さんによるとビールサーバーは1日に2回洗浄し、「工場併設店ならではの味を感じられる新鮮なビールを提供する」という。

 料理はボリューム感を売りにした軽食を提供する。メニューは、「ナチョス」(650円)や「やんばる鶏のソテー」(750円)、「ハンバーガー」(1,000円)、「ギョーザ チーズジェノベーゼソース掛け」(500円)、沖縄風かまぼこ「ちきあぎのカレーマヨ」(550円)。

 堂本さんは「工場を見学しなくても来店してもらえる店。地元の人から再開を望む声が上がっていたことも後押しになり、また営業できることになった。大きく告知していないにもかかわらず、沖縄県本島中南部からも来店がありうれしい」と話す。スタッフの金城そのみさんは「既にリピートしてくれている地域の人も多い。近くの人にもゼロ次会などで気軽に利用してもらえれば。オリオンビールの魅力を直接伝えられる場として大切にしていきたい」とも。

 営業時間は11時~17時。水曜・木曜定休。

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