飲食店回遊企画「ぐるっと名護街」が現在、名護の社交街・緑街で行われている。主催は名護社交飲食業組合(名護市大中1)。
緑街への防犯灯設置・購入費や維持管理費の資金を得ようという同企画。昨秋に続き2回目として実施する。期間中、緑街周辺の居酒屋やバー、スナックなどの参加店を、2,000円のチケット制で利用してもらい、各店は90分の時間制で、ドリンク3杯とおつまみ1品を用意する。
参加店数は33店。チケットは、同組合事務局や「BIG SHOT」「キートス」「比嘉商店」「ここぺり」など10店で購入でき、参加店マップを配布する。
前回は2カ月間の実施期間で約800枚のチケットを販売したという名護社交飲食業組合副理事の仲宗根和成さんは「初の試みだったが、参加者からの『行ったことのない店に行くきっかけになった』という声や店側からの『またやってほしい』という声が大きかった。とても好評だったことからまた行うことになった」と話す。昨秋の実施後、新たな街灯2基を緑街に設置した。
仲宗根さんは「『1,000円でベロベロ』の『1000ベロ』ならぬ『2000ベロ』で気軽に楽しんでもらえる。期間も4カ月と倍に延ばした。コロナ禍を経たものの、緑街を歩く人の数は減っているように感じる。この企画が起爆剤になり、街に飲みに出る人が増えれば。毎年実施していきたい」と意気込む。
9月30日まで。