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名護・羽地で3年ぶり「コスモスフェスティバル」 コスモスの摘み取り体験も

鮮やかなピンク色のコスモスが開花する会場

鮮やかなピンク色のコスモスが開花する会場

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 「はねじコスモスフェスティバル2023」が1月29日、名護・羽地のコスモス畑で行われる。

一面に鮮やかに広がるコスモス畑

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 2018(平成30)年から始まった同イベント。これまで新型コロナの影響で2回が中止となり、今回は3年ぶり4回目の開催となる。

 イベント実行委員会によると、羽地でコスモス畑の取り組みが広がったのは2010(平成22)年。地域住民が自分の孫を楽しませるためにとコスモスの種をまいたことがきっかけという。以降、コスモスを見に来る見物客が増えたため、名護市内の区長から「何か地域活性化につなげる企画にしたい」との相談を受け、イベント化したという。

 コスモスが咲く会場は、川上地域にある広さ5万坪の水田地帯。7月に米を収穫した後、水田の肥料としてコスモスの種をまき、1月に花が咲き始める。コスモスが咲き終わった2月には田植えを行う。

 同イベントでは1月14日から「コスモスの摘み取り体験」を行っている。摘み取りに必要なハサミやバケツ、水、ビニール袋などは会場に常備する。体験料は、コスモス10本まで=100円(以降10本ごとに100円増し、一人30本まで)、20本まで=200円、30本まで=300円。

 会場ではこのほか、羽地で収穫された「羽地米」を使ったおにぎりや、羽地の親鳥を使った炭火焼の焼き鳥を販売するフードマルシェを開く。コスモス畑中央では「リズム太鼓」演奏や歌謡ショー、吹奏楽演奏を行うほか、ハンドメード雑貨の物販ブースも出店する。

 コスモスを撮影してSNSに投稿した人を対象に、屋我地島産の塩や「羽地米」などの特産品を抽選で進呈する「フォトムービーコンテスト」も行う。2月5日まで。

 同実行委員会の当山昌治さんは「コロナ禍で窮屈な思いやストレスを感じている人にこそ、コスモスのピンクの景色を見て癒やされてほしい。女性を中心にたくさんの人に来ていただきたい。おいしい羽地米も食べて、羽地の地域に興味を持ってもらえたら」と話す。

 開催時間は10時~16時。

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