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名護で「パイナップル狩り体験」 県産パイナップルの魅力を学ぶ

「県産パインについて学んでもらえたら」と同施設スタッフ

「県産パインについて学んでもらえたら」と同施設スタッフ

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 パイナップルのテーマパーク「ナゴパイナップルパーク」(名護市為又)で7月29日、体験イベント「パイナップル狩り体験」が始まった。

収穫直後のパイナップルの試食も

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 同施設がテーマに掲げる「パイナップルを楽しむ・学ぶ・味わう」のうち「学ぶ」に焦点を当て、沖縄県産パイナップルを深く知ってもらうことやパイナップル農業を盛り上げていくことを目的に、2018(平成30)年に始めたパイナップル狩り体験。3年ぶりの開催となる。

 当日は座学でパイナップルの語源や栄養素、収穫時期や収穫するパイナップルの選び方などをレクチャー。その後、施設内のパイナップル畑で、鎌を使ってハワイ種のパイナップル「スムースカイエン」を収穫し、試食する。

 今回から、同施設が取り組んでいる産業廃棄物を極力出さない「ゼロ・エミッション」や環境保全についてもプログラムに取り入れる。同施設支配人の日高章さんは「今までよりパイナップルやパークについて深く知ることができる内容になっている」と話す。

 「戦後の沖縄の産業の一役を担ってきたパイナップル農業のことを知ってもらい、理解を深めてもらうことで、沖縄のパイナップル畑がある風景をこれからも守っていきたい」と日高さん。「当施設では収穫から加工、販売までを独自で行っており、環境保全にも力を入れている。収穫したパイナップルはそのまま持ち帰ってもらえるので、家に帰ってからも学んだことを思い出しながら、おいしく食べてもらえたら」とも。

 開催時間は9時30分~10時30分。参加料(入園料込み)は16歳以上=3,000円、4歳~15歳=2,000円。定員は各日30人。事前申し込みが必要。8月2日まで。

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