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金武の居酒屋「かね八」再オープン 町を知り尽くす「いっちゃん」が継承

「金武の地元ならではの情報を発信する場所にしたい」といっちゃん

「金武の地元ならではの情報を発信する場所にしたい」といっちゃん

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 居酒屋「かね八」(金武町金武、TEL 080-6487-1112)が11月25日、金武の社交街・新開地にオープンした。

居酒屋「かね八」が提供する料理

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 同店は4月に閉店したが新たな店主の下で再オープンした。新たな店主は「金武のいっちゃん」として同町で親しまれている金武町出身の安次富逸子さん(以下、いっちゃん)。普段は同町観光協会の職員として勤務する傍ら、子育て支援などの地域活動にも取り組む。再オープンのきっかけについて、いっちゃんは「閉店前は店を利用していたこともあり寂しいと思っていた。周囲の応援と後押しや私自身のタイミングが合い店名もそのままに引き継ぐことにした。私で3代目になる」と話す。

 コンセプトは「大人の居場所づくり」。地域の人が気軽に集まれる空間にしたいという思いを込めた。席数は、カウンター=5席、掘りごたつのテーブル席=18席、テーブル席=23席、半個室席=8席。居抜きで営業する。

 提供するのは、金武の特産品を取り入れた料理。「金武アグーギョーザ」や老舗豆腐店「山田とうふ店」(屋嘉)の豆腐を使う「山田とうふの豆腐チャンプルー」(以上500円)、田芋をポテトフライのように調理した「田芋フライ」(700円)のほか、「セーイカキムチ」(400円)や「カキフライ」(500円)などを用意する。

 アルコール類は、金武酒造の「龍(たつ)」や酒造・松藤の「松藤」などの地酒を中心にそろえ、飲み放題で提供する。料金は、2時間=2,000円、3時間=2,500円。ウーロン茶やシークワーサージュースなどのソフトドリンクは300円で用意する。

 「地域の酒造所の酒なのに地元の人が知らない銘柄や、田芋やシイタケなど特産品のおいしい食べ方も伝えたい。観光客にも来てもらえるように観光案内やパンフレットも設置する。金武のことなら誰よりも知り尽くしている。町内外から親しんでもらい食で金武の魅力を伝えたい」と意気込む。

 営業時間は18時~23時。木曜定休。

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