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美ら海水族館が夜間営業「ナイトアクアリウム」 夜間で1万人来館見込む

大水槽「黒潮の海」の夜間営業の様子(写真提供=美ら海水族館)

大水槽「黒潮の海」の夜間営業の様子(写真提供=美ら海水族館)

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 沖縄美ら海水族館(本部町)が8月1日、夜間営業「美ら海ナイトアクアリウム」を始めた。

大水槽「黒潮の海」で泳ぐナンヨウマンタ

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 夏休み期間に合わせて、混雑期の来館時間の分散や「特別な時間を過ごしてもらおう」と行う同取り組み。2018(平成30)年に始めて今回が4回目となる。通常18時30分までの営業時間を21時まで延長する。期間中、夜間営業時間帯で1万人の来館を見込む。昨年8月には30万7000人が来場した。

 夜間営業では、ジンベイザメやマンタなどが泳ぐ同館目玉の大水槽「黒潮の海」の前に小型マットを用意し、水槽を目の前に座って眺めてもらうほか、日中は直射日光で展示する水槽「サンゴの海」では、ブルーのライトを当ててライトアップを行う。

 今月13日~15日には同館に隣接する「美ら海プラザ」周辺でキッチンカーや提灯が並ぶ夜市を開くほか、16時以降の来館者には、海の生物の写真や解説、飼育員のコメントを入れた「オリジナルトレーディングカード」を配布する。

 同館を運営する沖縄美ら島財団広報担当の我那覇明日香さんは「日中は混雑していることが多いが、夜はゆったりと過ごしてもらえる。夜は、ジンベイザメやナンヨウマンタも日中に比べるとゆったりと動いたり、岩陰や砂の中に隠れている魚も姿を表したりと、夜ならではの生物の動きが楽しめる」と話す。「1日の中で再入場ができるので、日中と夜間と2度楽しんでもらえる。沖縄県内の人にもこの機会に来館してもらえるとうれしい。満足度の高い演出を提供できれば」とも。

 夜間営業時間は8時30分~21時(最終入場は20時)。8月31日まで。

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