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辺野古で6年ぶり「大綱引き」 地域独特の国際色豊かな祭りに

綱が見えないほどの参加者で盛り上がる「辺野古大綱引き」

綱が見えないほどの参加者で盛り上がる「辺野古大綱引き」

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「辺野古大綱引き」が8月24日・25日、辺野古多目的運動広場(名護市辺野古)で行われる。

辺野古大綱引き「テービーガーエー」の様子

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 6年ぶり15回目の開催となる同イベント。五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈念する伝統的行事で、元々は綱引きだけが毎年行われていたが、1979(昭和54)年から地域住民の交流や伝統継承を目的として3年に一度、地域の祭りとして開催している。

 24日の前夜祭では、陸上自衛隊第15音楽隊が演奏を行う。宜野座村を中心に活動するダンスユニット「がらまんキッズ」によるダンスステージでは、メンバーである辺野古の子どもたちも出演する。三線奏者の城間竜太さんによる民謡ショーも行う。

 25日は目玉企画の大綱引きを行う。大綱引き前にはタイマツに火をともし、綱引き参加者が士気を高めて観客を盛り上げる。ステージでは第3海兵遠征軍音楽隊による演奏、地域住民による子どもみこし、エイサーや「棒術」披露などを行う。打ち上げ花火も15分間行う。

 辺野古区の島袋茂区長は「大綱引きは地元住民だけでなく、米軍基地・キャンプシュワブや、中南部からの参加もあり、毎回2000人の来場がある。この日のために7月頭から毎週日曜に地域住民で集まって大綱引きの綱を編んでおり、前夜祭の日に完成する予定。他の地域とは違う雰囲気の国際色豊かな大綱引きを見ることができるので、この機会に見に来てほしい」と話す。

 開催時間は、24日=18時~、25日=17時30分~。

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