イベント「みらいフェス」が2月8日、もとぶ文化交流センター(本部町大浜)で行われる。
「身の回りの社会問題を感じてもらうこと」をコンセプトに2023年に始まり、年に1回開く同イベント。主催するのは、本部町でモリンガの自家栽培や商品販売を行う下島武徳さん・麻里さん夫妻と羊毛刺しゅう作家の神里菜月さん。3回目となる今年は、「環境問題」「沖縄の水質」をテーマに据える。
当日は、映画上映会とマルシェを行う。上映会では「水どぅ宝」を無料上映。併せて、「みつばちと地球とわたし」を上映する(料金は18歳以上=1,000円)。いずれも環境問題を題材にしたドキュメンタリー映画。上映後には、「水どぅ宝」に出演する町田直美さんによる講演会や「ときわファーム」(名護市源河)の養蜂家・常盤仰太さんと宜野座村の中学生による対談イベントも行う。
マルシェでは、北部地域の飲食店を中心としたフードやドリンクの販売や、環境を考えたサイクルアップのハンドメイド雑貨販売、整体などのリラクゼーションブースなど約50店が出店するほか、子ども向けのワークショップも行う。
神里さんは「元々、身近な社会問題について学ぶ機会がないように感じたことから、マルシェを開いて親子で楽しく学んでもらえるような場所を作りたいと始めたイベント。これまでには平和や食育をテーマに行い、昨年は1000人の来場があった」と話す。
「今回は本部町の子育て支援センターに協力してもらい、マルシェ会場内におもちゃで遊べるベビールームも備える。私自身も子育てをしているので、子連れ目線でこうだったらいいな、と思うことを詰め込んだ。ぜひ親子で来場して飲み物を片手に楽しんでもらいたい」と呼びかける。
開催時間は10時~17時。入場無料。