やんばる牧場(今帰仁村平敷)でヤギとの触れ合いが楽しめるイベント「第1回美(ちゅ)らヤギ祭り」が5月3日、開催される。
「見て!触れて!味わう!」をテーマに、ヤギの文化や魅力発信、ヤギ産業の発展を目的に初めて企画した。同牧場社長の玉城照夫さんは「これまではヤギの飼育や加工を中心に運営してきたが、地域の人たちにヤギとの触れ合いも楽しんでもらいたいと考えた。今年3月に観光牧場としての認可が下り、開催を決めた」と話す。
同牧場は、約30年間畜産業に携わってきた玉城さんが2019年7月に設立。設立当初6頭だったヤギは、現在では約130頭まで増えた。玉城さんによると、ブランドヤギ「美らヤギ」は、品種改良により病気に強く、個体から出るにおいが抑えられているのが特徴で、県が行う個体の健康チェックでも上位に入るという。ヤギは春から8月ごろにかけて出産期を迎え、この期間に搾乳を行う。同牧場では1日約6リットル、昨年は年間約1800リットルのヤギ乳を採取。アイスやクッキーなどの加工品に活用する。
当日は、乳搾り体験のほか、雄ヤギ同士8組の闘いを見学できる「ヒージャーオーラセー」や、沖縄県内を中心に活動するバンド「山羊ぃぃぃ」によるステージライブを行う。ヤギ1頭や地元農産物などが当たる抽選券(500円)も販売する。
フードは、同牧場オリジナルの「ヤギミルクアイス」や、手作り生地にヤギ乳のチーズをのせた「ヤギピザ」、「ヤギ汁」「ヤギそば」などを用意する。地域の子ども会による焼き鳥の出店のほか、古宇利島のゆし豆腐そば店「シマノカクレガ」や子ども服専門店「&bebe(アンドベベ)」も出店する。
スタッフの濱田朗楽さんは「牧場で、ヤギのかわいさやかっこよさ、おいしさをたくさん楽しんでほしい。今後も年に2回はイベントを開催し、地域おこしにつなげていきたい」と話す。
5月10日以降は毎週日曜に観光牧場として営業する。玉城さんは「牧場を通してヤギの食文化を発信していきたい」と意気込む。
開催時間は10時~16時。入場無料。