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名護・宮里にバー「昭和村」 「昭和レトロ」テーマに

「昭和レトロ」テーマにした店内

「昭和レトロ」テーマにした店内

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 「昭和レトロ」をテーマにしたバー「FOOD & BAR 昭和村 AILE(エル)」(名護市宮里6)が11月1日、名護にオープンした。

「昭和のタバコ屋」をイメージした個室

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 同所で営業していたバー「AILE(エル)」を刷新し、コンセプトを変更して開いた同店。市内で豆腐店「えびす豆腐店」(数久田)を営む比嘉穰二さんと、比嘉さんの同級生で地元アーティストして活動する大城海斗さんが共同で開いた。

 「昭和レトロ」をテーマにしたきっかけについて、比嘉さんは「場所が繁華街から離れていることから、普通のバーではなくコンセプトが必要だと感じた。宮里・為又域の幅広い年代の人に来てもらうために、平成世代には新しく、昭和世代には懐かしく感じてもらえるだろうと考えた」と話す。

 店内には、昭和の看板やレコードジャケットなどをディスプレーする。席数は30席。客席は、雰囲気が異なる4ブースで、昭和のたばこ店をイメージした扉にこたつとゲーム機「ファミコン」を設けた個室「昭和のタバコ屋」、「スナックカウンター」、おでん屋台を再現した「おでんカウンター」、アメリカンなデザインを施した「アメリカンレトロ」を用意する。

 ミラーボールを設置したカラオケステージも設けるほか、駄菓子約30種類(100円~)も販売。フードメニューは、「やんばる焼きそば」「タコス」(以上700円)や日替わりで具材をそろえる「おでん」(200円~)を用意する。ドリンクはセルフ形式の飲み放題で提供。1時間当たりの料金は、男性=1,500円、女性=1,000円。延長料金は1時間=1,000円。

 「平成生まれなので、周りの昭和世代にヒアリングしたり、長年営業している市内の食堂に通ったりして、時間をかけて昭和の『なつかしい』内容を調べた。遊び心を詰め込むことに重点を置いた」と比嘉さん。「オープンから1週間ほどだが、50代以上の来店が多く『なつかしい』という声がある。このような雰囲気の店は近くにはないと思う。にぎやかに楽しんでもらえる店を目指して頑張りたい」と意気込む。

 営業時間は20時~翌4時。木曜定休。

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