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名護の「沖縄ぜんざい」専門店がデリバリー開始 独自メニューの提供も

「デリバリーで食べたいときに沖縄ぜんざいを食べてもらえたら」と中嶋さん

「デリバリーで食べたいときに沖縄ぜんざいを食べてもらえたら」と中嶋さん

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 沖縄ぜんざい専門店「しまの屋」(名護市城1、TEL 080-8570-3485)が2月、デリバリーサービスを開始した。

「季節のテリーヌぜんざい」

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 名護市営市場の程近くで営業し、沖縄ぜんざいとかき氷を提供する同店。沖縄ぜんざいは、砂糖などで煮た金時豆にかき氷状の削り氷をのせたご当地スイーツで県民ソウルフードの一つ。同店は金時豆を砂糖と黒糖、塩で炊き上げる。

 デリバリーを始めた理由について、店主の中嶋政則さんは「会社や工事現場へのおやつの差し入れなど、まとまった数のテイクアウトの利用が多いことや、沖縄ぜんざいのテイクアウトをしている店は周辺にないことから」と話す。

 提供時にはぜんざいと氷を分けて容器に入れ、食べる直前に氷のカップにぜんざいを入れrてもらう。氷は削ってすぐに発泡スチロール製の保温カップに入れて冷凍することで、ふんわりとした食感のまま食べられるという。価格は280円。

 デリバリーは電話やLINEで注文を受け付け翌日以降の指定日午前中に配達する。配達エリアは、市内の東江、大東、大西、大中、宮里、為又などで、同店から車で10分~15分圏内の市街地が中心。配達料は500円。

 創作沖縄ぜんざいも提供する。3月1日から家製のチーズケーキをトッピングした「季節のテリーヌぜんざい」(700円)の提供も始めた。

 「現在はノーマルぜんざいの小サイズのみがデリバリー対応。これからの暑い時期にはテイクアウトも難しくなると思うので、デリバリーを使ってもらうことで良い状態で食べてもらいたい」と中嶋さん。「気温が高くなってくるこれからが繁忙期なので、地元の方から観光客まで通ってもらえるような商品開発もしていきたい。名護で沖縄ぜんざいを食べるなら当店と言ってもらえるように、盛り上げていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は11時30分~17時。火曜定休。

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