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名護・宇茂佐の森に「アグー豚料理・牛汁」自販機 又吉農園が初設置

「又吉農園」の又吉営業本部長と「ムーンライトプロジェクト」の新城さん、「又吉農園」広報担当者の宮城翔吾さん(左から)

「又吉農園」の又吉営業本部長と「ムーンライトプロジェクト」の新城さん、「又吉農園」広報担当者の宮城翔吾さん(左から)

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 アグー豚などを取り扱う自動販売機が6月3日、「コインランドリー トリプルダブ宇茂佐の森店」(宇茂佐の森4)に設置された。運営は又吉農園(名護市安和)。

アグー豚を使った料理などを提供する自販機

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 農畜産物や農業観光事業、飲食店の運営などを手がける同社が、販路拡大を目的に初の試みとして設置。同コインランドリーを運営する「ムーンライトプロジェクト」(名護市大南2)と共同で3カ月前から準備を進めてきた。

 又吉農園の又吉朝太郎営業本部長は「市内の大北で営業する自社のレストラン前に設置することも検討したが、コンランドリーへの設置は飲食店と客層が異なり、地域の人の日常利用が見込める」と話す。

 提供するのは、市内の安和にある自社農場で育てる「又吉アグー豚」やヤギ、黒毛和牛を調理した沖縄ご当地料理。「又吉アグー しょうが焼き」や「又吉アグー ハンバーグ」、「又吉アグー 塩トントロ」(以上600円)を売りに、「ヤギ汁」(1,200円)や「ヤギ刺し」(1,100円)、「牛汁」(700円)などを冷凍で販売する。

 「ムーンライトプロジェクト」の新城航さんは「コインランドリーと自販機は相性がよく、元々何か自販機を設置したいと考えてきた。地元の企業とコラボはお互いの相乗効果で地域も盛り上がる」と話す。「当店は、30~40代の女性の利用が多く、中でも夕方はピークタイム。夕食の一品として『ついで買い』してもらえるのではと期待している」とも。

 又吉営業本部長は「ヤギ料理の自販機は市内にもあるが、アグー豚の料理を扱う自販機は初めてだと思う。これから商品開発も進め、夏には自社農園のマンゴーも提供していきたい。地元の産品を身近で手に取ってもらえれば」と話す。

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