沖東交通グループが4月15日、名護市宇茂佐にタクシー営業所をオープンした。
沖縄県中南部を中心に、タクシー、観光バス、レンタカー事業の営業所を15カ所に展開する「沖東交通」。同社促進部部長の有本司さんは「名護ではこれまで、タクシー運転手の不足が続き、配車待ちの長時間化など市民生活への影響が課題となっていた」と話す。北谷以北に、初出店となる。
名護営業所では現在、タクシー10台と乗務員8人を配置。名護市内を中心に国頭地区などの県北部エリアにも対応するほか、客からの要望に合わせて観光スポットなどを巡る貸し切り観光タクシー営業も行う。
有本さんは「中南部の営業所では1台当たり1日平均36回の乗車がある。名護では30回程度を見込んでいる。ジャングリアや本部港のジェットフォイル就航などで北部は盛り上がりを見せている。旅行者の利用にも期待したい」と話す。
同営業所では、スマートフォン向け配車アプリ「GO(ゴー)」「Uber Taxi(ウーバータクシー)」に対応するほか、独自の配車アプリも用意する。全車両が米軍基地内入場に対応しており、基地内居住者の利用にも応じる。
乗務員の宇榮原さんは「接客やマナー研修、制服の着こなしなどを徹底し、お客さまに気持ちよく目的地まで利用していただくことに重点を置いている。現在は名護エリアを中心に運行しているが、今後は今帰仁や本部までエリアを広げていきたい」と意欲を見せる。
有本さんは「名護に開設してよかったと思ってもらえる存在になりたい。車両台数も増やして、地元民と観光客の需要に応えていきたい」と意気込む。