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名護で「海洋地球研究船みらい」展 北極海の研究成果や船内生活など紹介

「『みらい』の研究と私たちの生活がつながっていることを知ってもらいたい」と話す大城さん

「『みらい』の研究と私たちの生活がつながっていることを知ってもらいたい」と話す大城さん

 企画展「海洋地球研究船『みらい』-地球を見つめ続けた28年-」が現在、「国際海洋環境情報センター GODAC(ゴーダック)」(名護市豊原、TEL 0980-50-0111)で行われている。

「みらい展」の様子

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 1997(平成9)年から世界中の海で活動した、海洋地球研究船「みらい」が昨年12月に28年間の任務を終え退役したことから記念企画として開く同展。北極海や世界各地の海で、海洋生態や海中・海底などの観測活動を行ってきた同船は、現地で採取した海水や観測データを船内で分析・研究できることから、「海の上の研究所」とも呼ばれた。航海は250回以上、総航走距離は地球約58周分に相当する約230万キロという。

 会場では、同船の活動歴史や研究成果、乗船した研究員による体験談をパネルで紹介する。実際に船内で使われていた観測装置や緊急時用スーツなどを展示するほか、船員の研究活動の記録映像も公開する。北極航海の回数や乗船人数など、同船の数字に焦点を当てたクイズラリーも行う。

 人気を集めているのは、船内の食事を紹介するコーナー。ある日の献立や調理風景、食事の様子を映像で紹介する。同施設スタッフの大城彩美さんは「長期間の航海で食材調達が難しいにもかかわらず、想像以上に手の込んだ食事が毎食提供されていることを知り、食事の内容や食材の備蓄量に驚く来場者もいる」と話す。期間中は2000人の来場を見込む。

 大城さんは「見どころは北極圏での活動。北極は海氷の影響で観測が難しく、データが限られる海域。『みらい』の長年の観測研究から、地球温暖化の動向や集中豪雨の解明など、天気予報の精度向上につながる成果も得られている。海洋研究は日常から遠い話ではなく、私たちの日々の暮らしとつながっている。展示を通じて最先端の科学を知ってもらえれば」と来場を呼びかける。

 開館時間は、9時30分~17時30分。月曜・祝日休館。6月28日まで。

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