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東村に唯一のガソリンスタンド 3年ぶりに開設、SS過疎地解消へ

「地元民や旅行客などたくさんの人に利用してほしい」と話す平良翔さん

「地元民や旅行客などたくさんの人に利用してほしい」と話す平良翔さん

 東村内唯一となるガソリンスタンド「東村SS」(東村平良)が5月11日、「道の駅サンライズひがし」横にオープンした。

村内唯一のガソリンスタンド「東村SS」外観

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 東村では、民間企業が運営していたガソリンスタンド「有銘SS」が、利用者減少などにより維持が困難となり2023年6月に閉店。以降、村内にガソリンスタンドがない状態が続いていた。これを受け、同年に村は「東村SS(サービスステーション)過疎地対策計画」を立ち上げ、約3年かけて、国の補助金と村の予算を活用しながら、約2億円を投じて計画策定から設計、工事までを進めてきたという。運営は、民間企業「東村サービス」が担い、村営コミュニティーバスの運転手らがスタッフとして携わる。

 同店の敷地面積は約300坪。セルフ式の給油機2台を設置し、レギュラー、軽油、ハイオクの3種類を扱う。携行缶への給油にも対応し、価格は近隣市町村と同程度に設定する。東村役場企画観光課の平良翔さんは「ガソリンスタンドを継続していくため、維持費があまりかからないよう設計し、洗車機やトイレなどは設置せず、サービス設備は最低限に抑えた」と話す。開店初日には数時間で100台以上の利用があった。

 東村が実施した住民アンケートによると、「有銘SS」の閉店後、村民は大宜味村や名護市まで約20キロ離れたガソリンスタンドへ給油に行っていたという。村内では1世帯当たり約2台の車を保有しているほか、自家用車だけでなく農業機械にもガソリンを使うため、不便さを訴える声が上がっていたという。

 平良さんは「平良地区の利便性を高めていく取り組みの一環。村民や旅行者に積極的に利用してもらいたい」と利用を呼びかける。

 営業時間は7時~18時30分。火曜・木曜定休。

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