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名護・辺野古で相撲イベント「角力大会」 米軍海兵隊との親善試合も

白熱する試合を見せた「角力大会」

白熱する試合を見せた「角力大会」

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 沖縄伝統の相撲イベント「辺野古区角力大会2023」が7月8日、名護・辺野古区運動公園で行われた。

沖縄伝統の「角力大会」

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 伝統文化の「沖縄角力(すもう)」は沖縄の伝統文化で、柔道着を着て両手で相手の帯をつかんで組み合い、相手の両肩を地面に付けたら一本となる競技。同大会は戦前から続いており、かつては遊びとして行われていたものが大会となったという。

 4年ぶりの開催となった同大会は、辺野古区青年会が中心となり、地元企業らと協力して開いた。当日は、「小学生の部」「中学生の部」、米軍基地キャンプ・シュワブの海兵隊との親善試合、「一般の部」が行われた。家族や友達、知り合いが土俵に立つと声援が飛び、白熱した試合が展開された。

 中でも、「辺野古区チーム」の11連覇を懸けたキャンプ・シュワブ出身の海兵隊員との「親善試合」では「辺野古チーム」が見事11勝目を飾り、両チームの握手とともに終えた。そのほか、技の披露や「一般の部」の試合が夜まで行われ、盛り上がりを見せた。

 実行委員会メンバーの徳田真一さんは「区民同士の親交の場であり、地域興しにつながっている。商品提供や多くの協賛などみんなの力で成り立っており、参加している人たちが楽しむ様子が見られてうれしい」と話す。「戦前からあった行事を途絶えさせることなく継承し続け、米軍の兵隊と地域の人たちとの懇親も深めていきたい」とも。

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