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今帰仁村のパーラー「えーどぅめー」、試行錯誤しながら1周年 弁当販売も

「みんなに満足してもらえる店にしていきたい」と店主の仲宗根さん

「みんなに満足してもらえる店にしていきたい」と店主の仲宗根さん

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 今帰仁村・今泊のパーラー「今帰仁ダイニング E-DUME(えーどぅめー)」(今帰仁村字今泊、TEL 070-3803-5885)が2月26日、1周年を迎えた。

「えーどぅめー」が提供する沖縄そば

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 場所は今帰仁城跡近く。店主は、地元出身で洋食料理出身の仲宗根隆さん。名護市の総合宴会場や県内の飲食店で約25年の飲食業界経験を経て独立した。店名は、地名の今泊の方言「えーどぅめー」から付けた。

 コンテナを店舗にした同店は、屋外のテラス席20席をメインに営業。店内は、6人まで利用できる座敷席とカウンター4席を設ける。村内産の野菜やエリンギなどの地元素材を使って提供し、朝から営業するほか、弁当も販売する。

 ランチタイムには、豚骨とカツオでだしを取り、炙(あぶ)り三枚肉とソーキをトッピングする「えーどぅめーそば」(850円)や「タコライス」(650円)などのほか、「バターチキンカレー」(900円)や仲宗根さんがオリジナルで開発した、沖縄そばの麺とだしを使った「クリーム沖縄そば」(850円)など約15種類を提供。テイクアウトにも対応する。

 モーニングタイムには、パンや日替わりのおかず、サラダやコーヒーを付けた「モーニングセット」(500円)を提供。弁当は「日替わり弁当」(450円)を中心に用意する。

 オープンからの1年を振り返り、仲宗根さんは「試行錯誤した1年間だった。知り合いに意見も聞きながら、そばだしの味わいを変えたり、テラス席が使えない日もある梅雨時期に合わせて弁当の販売を始めたりした」と話す。現在は、地域住民の来店が約7割で、のぼりを見た県内外からの観光客の来店もあるという。

 「地元の方に来てほしいという思いでスタートしたが、週末には家族連れを中心ににぎわう日も多くうれしい。地元を離れていた期間が長かったので、これからは地域貢献していきたい。イベントなどにも積極的に出店していきたい。お客さまの声を取り入れながら、みんなに満足してもらえる店にしていきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は6時~8時30分、10時~18時(ランチタイムは11時~)。水曜定休。

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