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名護の居酒屋「將」が13周年 地産地消と旅行者集客に注力

居酒屋「將」外観

居酒屋「將」外観

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 「炭火焼居酒屋 將(しょう)」(名護市大西4、TEL 0980-54-4005)が12月11日、オープン13周年を迎えた。

「炭火焼き」がコンセプトの「将」の料理

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 2010(平成22)年に、地元出身の山入端(やまのは)将悟さんが開いた同店。「炭火焼き」と「地産地消」をコンセプトに、地元野菜や沖縄県産の食材や調味料を使った串焼き、沖縄料理を中心に、創作料理を提供する。

 店内は、カウンター4席、掘りごたつ席30席を備える。情報発信に注力することで、利用客の6割が沖縄県外からの家族連れの旅行者という。「地元の常連客や名護市内の大学生、外国人観光客の利用も多い」と山入端さん。

 これまでについて、山入端さんは「それまで考えていた自分自身の進路を転換し、料理が好きなことから居酒屋を開くことにした。オープン当初からスタイルは変えず、アットホームでお客さま同士も仲良くなれるようなにぎやかな居酒屋を目指してきた。開店から2年間は和食料理人の父にも手伝ってもらいながら営業し、10年ほど前からは観光客にも来てもらえるように情報発信も進めてきた」と振り返る。

 メニューは、「牛タン串」「三枚肉」「とり皮」(以上120円)など約15種類の串焼きメニューや人気メニューの「やんばる若鶏のターザン焼き」(780円)、「山原島豚の揚げギョーザ」「ふーチャンプルー」(以上580円)、「海ぶどう」(550円)など約50種類。ドリンク類は、ビール(330円)やバイボール(350円)、カクテルや酎ハイ(380円~)のほか、泡盛も約15種類そろえる。客単価は3,000円~4,000円。

 山入端さんは「地元の人や歴代のスタッフに支えられて今年も周年を迎えることができた。地元で雇用も創出したいと思い起業したが、それも達成することができた。これから北部のテーマパーク開業など、名護の街も大きな変化があるので、今後は情報発信をさらに強化したい」と意気込む。

 営業時間は18時~24時。

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