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名護・勝山シークワーサー×ローソン沖縄 コラボ商品が売れ行き好調

ローソン沖縄が販売する「バウムロール沖縄県産シークワーサー」(写真提供=ローソン沖縄)

ローソン沖縄が販売する「バウムロール沖縄県産シークワーサー」(写真提供=ローソン沖縄)

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 シークワーサー果汁商品などを手がける「勝山シークワーサー」(名護市勝山)と「ローソン沖縄」(浦添市城間)がコラボしたパンとスイーツが現在、話題を呼んでいる。

ローソン沖縄が販売する「もち食感ロール」

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 パンとスイーツはそれぞれ、「バウムロール沖縄県産シークワーサー」(178円)とスイーツ「もち食感ロール沖縄県産シークワーサー」(354円)。いずれも生地で、シークワーサー果汁を練り込んだクリームを巻いている。

 シークワーサー果汁には、「勝山シークワーサー」が製造されている勝山地区など北部産のシークワーサーを使い、パッケージには同社のロゴマークをあしらった。4月23日から、沖縄県本島内のローソン263店舗で期間限定で販売している。

 今夏に向けた新商品として、1年ほど前にローソン沖縄からの声かけで開発が始まったという同商品。売れ行きについて「数量は非公開」とするものの、同社商品部の石川勝也さんは「他の限定商品と比べて1.5倍の販売計画だったが、日々コンスタントに出ており売れ行きは好調」と話す。「那覇市の国際通りや北谷町のアメリカンビレッジなど、観光客の多いエリアの店舗を中心に売れているが、名護市内の店舗での売り上げが最も高い。地元の人からの話題や関心の高さがうかがえる」とも。

 「勝山シークワーサー」営業課の上間一樹さんは「当社のシークワーサーの味わいを多くの人に知ってもらえる機会をもらい、ありがたい限り。シークワーサーの味わいが生き、ふんわりと香りも感じられる爽やかな口当たりに仕上がっている」と話す。

 石川さんは「原料メーカーとのコラボはあまり事例がなかったが、良いコラボができた。地元企業の産品を使うことで商品を知ってもらい、地元を盛り上げていければ」とも。

 販売期間は、「バウムロール」=7月8日頃まで、「もち食感ロール」=9月上旬まで。

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