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名護で講和「沖縄戦の語り部」 当時10歳の女性、慰霊の日を前に

「玉木利枝子 沖縄・戦争の語り部 沖縄地上戦・少女10歳の記憶」を主催する「ブルートリップ」店主の大石啓士さん

「玉木利枝子 沖縄・戦争の語り部 沖縄地上戦・少女10歳の記憶」を主催する「ブルートリップ」店主の大石啓士さん

 沖縄戦を経験した那覇市在住・玉木利枝子さんによる講話会が6月22日、「seaside-cafe Blue Trip(シーサイドカフェ ブルートリップ)」(名護市東江、TEL 0980-54-3541)で行われる。

「玉木利枝子 沖縄・戦争の語り部 沖縄地上戦・少女10歳の記憶」が開催される「ブルートリップ」

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 沖縄戦が終結した6月23日の「慰霊の日」を前に開く同会。主催は店主の大石啓士さんと、大石さんの友人の宮里美智留さん、服部綾乃さん。

 今年92歳を迎える玉木さんは、10歳だった1944(昭和19)年に那覇大空襲、翌年に沖縄戦を経験。戦火から逃れる中で家族や友人を失ったという。現在は語り部として講演や平和学習に協力するなど、自身の体験を次世代へ伝える活動を続けている。

 当日は、玉木さんが戦時中の暮らしや当時の地域の様子、子どもたちが置かれていた状況などについて、当時の写真や資料をスクリーンに投影しながら語る。

 玉木さんは「微力な私にできるのは伝え続けることだけ。自由であること、平和であることを当たり前と思わず、命の大切さを一人でも多くの人に伝えていきたい。戦争の記憶や教訓が薄れることなく未来へ受け継がれていくことを願っている」と話す。

 大石さんは「カフェバーという身近な場所だからこそ普段こうした話に触れる機会の少ない人にも届けられると思い、宮里さんと服部さんに相談し、開催に向けて動くことになった。服部さんの紹介で玉木さんともつながり実現にこぎ着けた」と話す。

 「戦争体験者が高齢になられている今、直接話を聞ける機会はとても貴重。地域の人はもちろん、親子連れにも参加してほしい。子どもたちには、自分たちと同じ年頃の子どもが当時どのような経験をしたのか知ってもらいたい。話を聞いた人が家族や友人、知人へと伝えていくことで、一人でも多くの人が平和について考えるきっかけになれば」と話す。

 開演は18時。1時間程度を予定。料金は1,000円(軽食・ドリンク付き)。定員は30人。

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