「居酒屋食堂 アロハはいさい」(今帰仁村湧川、TEL 080-9054-4261)が6月18日、オープンして2カ月がたった。
店主は、湧川区出身で漁師の嘉陽崇さん。漁師歴15年という嘉陽さんは現在、古宇利島周辺の海に潜り、タコや貝などを採っている。大学時代はハワイに留学し、沖縄県人会との交流を通じて三線や民謡を学んだという。嘉陽さんは「沖縄の文化をハワイで学び、外から見る地元の文化の素晴らしさに心動かされた。当時から、沖縄の文化とハワイを融合させた店を作りたいと考えていた」と話す。
店舗面積は約30坪。席数は、テーブル席22席、カウンター席2席。昼は沖縄そばを中心にかき氷やぜんざいを提供する食堂として営業し、夜は民謡居酒屋として営業する。嘉陽さんは昨年8月、「海人カフェ」をオープンし、かき氷やぜんざいを販売していたが、その後約半年間休業し、今回の店をオープンした。嘉陽さんは「海人(うみんちゅ)の自分が採ってきた魚を使った料理を提供したい」と意気込む。
店内装飾は、ハワイの伝統的なかやぶき屋根や沖縄の赤瓦屋根をイメージしたという。居酒屋営業時間は、地元住民で構成する音楽バンドが沖縄民謡約20曲を演奏する民謡ライブを行う。ステージには三線をはじめ、サンレレやキーボードなど7種類の楽器をそろえる。月曜・火曜は、嘉陽さんが講師を務める三線教室を開く。
食堂メニューは、「沖縄そば」「てびちそば」(以上、800円~)、「アーサそば」(1,000円~)、煮込んだ豚骨と島豆腐などが入った「骨汁」(1,200円)、「タコライス」(800円~)など。居酒屋メニューは「ポキ丼」(1,300円)、ブロッコリーやインゲンなどハワイで食べられている野菜に魚介を加えた炒め物「ハワイ風チャンプルー」(800円)、「刺し身3種盛り」(1,000円)など17種類を用意する。「刺し身3種盛り」は今帰仁漁港で仕入れた魚や、嘉陽さんが採ってきたタコやシャコ貝などを日替わりで盛り付ける。
夜も提供するカフェメニューはテイクアウトに対応する。オレンジジュース、パッションフルーツジュース(以上400円)などのドリンク、かき氷、「ちんすこうアイス」「マンゴーシャーベット」(以上400円)、「沖縄黒糖ミルクぜんざい」(700円)など20種類を用意する。
嘉陽さんは「オープン当初は地元客がメインだったが、SNSに力を入れたり、店の前に垂れ幕を作ったりしたことで、周知が少しずつ広がり、通りすがりの旅行者や海外の利用客が増えた。地域を大切にし、多くの人に愛される店にしたい。沖縄とハワイをつなぎたいとの思いから、店名は『アロハ』と『ハイサイ』を合わせた。料理や三線を通じてハワイと沖縄の雰囲気を気軽に楽しんでもらえたら 」と話す。
営業時間は、11時~15時、18時~22時。月曜・火曜定休。