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宜野座で音楽劇「愛のための人生」 オーケストラやダンスで仏女流作家の人生描く

来場を呼びかける監督のダニエル・ロペスさん(左)と出演する東克昭さん(中央)

来場を呼びかける監督のダニエル・ロペスさん(左)と出演する東克昭さん(中央)

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 フランスの女性作家・ルイーズ・ド・ヴィルモランの生涯を題材にした音楽劇「愛のための人生」が2月11日・12日、宜野座村文化センターがらまんホール(宜野座村宜野座)で上演される。

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 主催は同センター職員や村民などでつくる宜野座村文化のまちづくり事業実行委員会。今年度最後の同ホールの事業として行うオリジナルの舞台公演となる。

 舞台の内容は、1930年代から活躍した、貴族・文化人・作家・音楽家・政治家など男性のミューズ(女神)だった女流作家、ルイーズの人生の一部にスポットを当てる。劇中では、「カンタータ『仮面舞踏会』」などの歌曲をオーケストラで演出。ルイーズの詩も紹介しながら表現する。

 同舞台の監督・演出を手がけるダニエル・ロペスさんは、スペイン出身で沖縄在住歴20年。ダニエルさんは「一人の女性の人生を追いながら、男性も女性もとりこにした彼女の『愛』をテーマにした。壇上をリアルタイムでスクリーンに映すライブカメラも導入するため、役者の表情や良さも細やかに見てもらえる。芸術に触れてもらえたら」と話す。

 出演する、名護市在住の俳優・東克明さんは「舞台での演技は、自分以外の役者のセリフ場面でどう立ち回るか難しいが、今回は加えてカメラ前の演技もあり、両側面の伝え方が必要。ダンスもあり、僕にとっても新しい挑戦なので楽しんで舞台に立ちたい」と笑顔を見せる。

 開演時間は、2月11日=17時、12日=15時。入場料は、一般・前売り=3,500円(当日=4,000円)、学生・前売り=2,000円(当日=2,500円)。

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