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世界遺産・今帰仁城跡で初イベント「星あそび」 夜間観光コンテンツ発掘目的に

夜の「今帰仁城跡」

夜の「今帰仁城跡」

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 世界遺産「今帰仁城跡」(今帰仁村字今泊)で2月25日、イベント「今帰仁星あそび」が初開催される。

高台に位置する今帰仁城跡

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 主催は、同城跡の利活用やPR事業を手がける沖縄文化スポーツイノベーション(沖縄市比屋根)、沖縄県内を拠点に星空ガイドを務める「星の専門店 星あそび」(那覇市銘苅2)。

 通常は入場できない夜間に観光スポットの今帰仁城跡を巡ったり星空観測したりする同イベント。地域の観光資源活用、沖縄北部エリアの夜間観光コンテンツ発掘を目的に企画した。

 「沖縄文化スポーツイノベーション」スタッフの原田健太さんは「今帰仁城跡では1月~2月の桜まつりにライトアップを行うが、それ以外は夜間企画もなく、2年ほど前から何かしたいと考えていた。城跡の特長を生かした体験型イベントで周辺経済の活性化も狙いたい」と話す。「北向きで高台に位置している今帰仁城跡は、周辺に強い明かりがないため、星や月を見るには好条件」とも。

 イベント当日は、最も高台にある「御内原(うーちばる)」で星空を観測する。参加者は天体望遠鏡で夜空を見ながら過ごす中、「星のソムリエ」がその時間に見える星や今の時期に見られる星を解説する。

 原田さんは「晴れたら銀河群など市街地では見られない天体を見ることができる。星空だけではなく、月明かりに照らされる城跡も普段とは異なる雰囲気。好評であれば、大宜味村や東村など、北部エリアにあるほかの地域でも企画したい。今後はシーズンごとにも行っていけたら」と原田さん。

 開催時間は19時~20時30分。定員は50人。参加費は、中学生以上=2,300円、4歳~小学生以下=1,800円。事前予約制。ホームページで受け付ける。

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