バスで営業するラーメン店「バス中華そば ぽんちょ」が7月12日、恩納村名嘉真にオープンした。
「バス中華そば ぽんちょ」で提供する「『ぽ』玉子入り油そば」
ホテル「オディシス恩納リゾートホテル」横の敷地で営業する同店。3月29日までの2か月間は古宇利大橋の名護側入り口の展望所で営業していたが、営業形態を変更して場所を移した。西村啓司さんと妻・亜希子さんが切り盛りする。小型バス「日野ポンチョ」を改装し、調理場と客席を車内に搭載した。店舗面積は約1坪で、席数はカウンター=2席。テーブルも3卓ある。毎週金曜の夕方以降と土曜の昼を中心に営業する。
啓司さんは「古宇利での営業日は多くなかったが、それでも観光客だけでなくSNSや地図アプリを見て地元の方にも足を運んでもらった。昨年5月からスープの試行錯誤を始めたが、当初からバスで営業することが目標だった。場所も見つかり、ようやく始まったという気持ち」と話す。
提供するのは、中華そばと油そばが主力。麺は、地元の製麺所に粉を持ち込んで特注する自家配合麺を使うほか、鶏や魚介、乾物、豚の4種類のスープを別々に炊き、2種類の「かえし」を合わせて仕上げる。バスでの営業開始に合わせて、化学調味料を使わずにうまみを引き出す味づくりに注力したといい、約3割の食材を入れ替えて味の構成を見直すなどさらに改良を重ねた。
メニューは、親鶏(廃鶏)を使ったチャーシューや豚チャーシュー、メンマなどをトッピングする「中華そば」(1,300円)、煮卵をのせた「『ぽ』玉子入り中華そば」(1,500円)、同じく「チャーシューたっぷり『ぽ』玉子入り中華そば」(2,000円)のほか、「油そば」(1,300円)、「『ぽ』玉子入り油そば」(1,500円)、「ミニ親鳥チャーシュー丼」(300円)など7種類。トッピングには「きざみニンニク入り自家製食べるラー油(150円)も用意する。
啓司さんは「季節が良くなれば屋外席も設けていきたい。まずは『中華そばといえば』と思い浮かべてもらえる店を目指したい。地元の人、旅行者、移住者と幅広い人に利用してもらいながら、営業しながら店づくりも進化させていきたい」と話す。
営業時間は、9時~14時、18時~20時30分。